「ナノ化セラミド」という言葉をご存知でしょうか?

そもそもセラミドって?

セラミドは、細胞間脂質の一種。お肌の角質層では、角質細胞が何層にも重なっており、細胞間脂質はその一つ一つをセメントのように接着しています。CX_DG053
セラミドの役目としては、まず強力な保水。
また、角質のすき間を埋めてお肌から水分が蒸発するのを防いだり、外部からの刺激や細菌の進入を防いだりします。
これは、セラミドが、角質層においてバリアの役目を果たしているとも言えます。それにより、乾燥肌や敏感肌などのトラブルを防ぎ、健康で潤いのあるお肌を保ちます。
アトピー皮膚炎の人は、生まれつきセラミドが少ないためとも言われ、皮膚科ではセラミド配合の塗り薬を処方されることも多いです。
最近では、メラニンの合成を抑えシミを防ぐ作用も報告され、お肌の老化の面からも注目を集めています。

化粧品はそもそも経費摂取しにくい

そんな凄い効果があり、大切な成分でもあるのなら、是非摂取したいですよね。
近頃は、セラミド配合の基礎化粧品はもちろんのこと、ボディシャンプーなども出ています。
ところが、一般的に化粧品など外から塗るものは、経皮摂取が難しいのです。
お肌には、多かれ少なかれ、元々バリア機能が備わっており、外から入って来るものをシャットアウトする性質があります。お風呂に入っても、お肌がお湯を吸い込まないのはこの為です。
また、セラミドは細胞間「脂質」というだけあって、元々油分。水には溶けないので、化粧水など水っぽいものに配合するのは困難とされて来ました。
そこで、セラミドの分子を大変細かく、nm(ナノメートル)つまり1/10億m(メートル)の大きさまで細かくし、美容液やクリームに配合した商品が増えて来ました。お肌の奥深くまで浸透するようにとの工夫です。
例えば、ディセンシア「アヤナス」「つつむ」、富士フィルム「アスタリフト」、リ・ダーマラボ 「モイストゲルプラス」、全薬工業「アルージェ」などです。

採用しているセラミドの種類は様々

ただし一口にセラミドと言っても、効果はほぼ同じであっても、ヒト型セラミド、ビオセラミドなど、メーカーによって採用しているセラミドの種類は様々。
種類によって原材料は異なりますし、同じセラミドであっても呼び方が変わることもあり、商品によって配合量も異なります。
抽出しにくいものほどお値段も高価。納得の行くものを選びましょう。

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